ミックさんこの記事では、ポメプーのデメリットと後悔しない全知識!成犬サイズや抜け毛について書いているワン!
最近、ふわふわでぬいぐるみのようなポメプーを街で見かけることが本当に増えましたね。
ポメラニアンの華やかさとトイプードルの賢さを併せ持つと言われる人気のミックス犬ですが、お迎えを検討している方が一番気になるのは、やはりポメプーのデメリットではないでしょうか。
そして、ネットで調べてみると、ポメプーを飼って後悔したという声や、成犬になった時の大きさが予想と違った、抜け毛がひどいといったリアルな悩みが散見されます。
特に、ミックス犬は成長による個体差が大きいため、性格の変化やしつけの難易度、特有の涙やけ対策など、事前の覚悟が必要です。
そこで、この記事では、私が長年ポメラニアンと暮らしてきた経験を元に、ポメプーのデメリットやリスクについて、専門家ではなく一人の愛好家として正直にお話ししますね。
この記事を読むことで、あなたの不安が解消され、最高のパートナー選びができるようになるはずですよ。
- 成長によるサイズや容姿の変化への対応
- 毛質タイプごとの抜け毛掃除とケアの負担
- 知能の高さゆえのしつけと吠え対策
- 生涯かかるトリミング費用と健康リスク
- 分離不安を防ぐための生活環境の作り方


- ポメラニアン飼育歴15年
- 平成2年4月より保護犬と生活
- 先代犬はペットショップで購入のポメラニアン
- ミックさんはかなりのビビり
- 歯石取り、去勢、避妊、膝蓋骨脱臼、股関節脱臼などを経験
- 各種獣医学書関連&動物看護関連の書籍は10冊以上読破


- ポメラニアン飼育歴15年
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- 歯石取り、去勢、避妊、膝蓋骨脱臼、股関節脱臼などを経験
- 各種獣医学書関連&動物看護関連の書籍は10冊以上読破
ポメプーのデメリットと不確実な成長リスク


ポメプーという魅力的なミックス犬と一緒に暮らす上で、避けて通れないのが「予測のつかなさ」という壁なんです。
純血種であれば、親犬の血統から将来の姿がある程度イメージできますが、ポメプーの場合は遺伝子の組み合わせが複雑で、そうはいきません。
そこで、ここでは、お迎えした後に「こんなはずじゃなかった……」と後悔しがちな、身体的・精神的な成長リスクについて、かなり踏み込んで解説していきますね。
成犬時の大きさが予想しづらい先祖返りのリスク
ポメプーをお迎えする方の多くは「トイプードルやポメラニアンのような、2〜3kgの小さな子」をイメージされているかと思います。
しかし、ポメプーの最大のデメリットとして理解しておくべきなのが、成犬時のサイズが全く読めないという点です。
実は、ポメラニアンのルーツは北方のそり犬である大型のスピッツであり、トイプードルも元々は水鳥の猟犬として活躍したスタンダードプードルが先祖です。
このため、遺伝の組み合わせによっては、親犬のサイズを遥かに超えて育つ「先祖返り」という現象が頻繁に起こるんです。


実際に、子犬の時は手のひらサイズだった子が、1歳を過ぎる頃には体重が5kgを超え、中型犬に近い貫禄あるサイズまで成長したという事例は決して珍しくありません。
これは、単に「大きくなって可愛さが増した」で済む話ではなく、現実的な生活トラブルに直結します。
例えば、ペット可マンションの管理規約にある「体重5kg以内」という制限に抵触してしまったり、用意していたドライブボックスやキャリーバッグに入らなくなったり。
こうなってしまうと、飼い主さんのライフスタイルに大きな変更を迫ることになるんです。
そして、「小さな室内犬」という条件が絶対である場合、このサイズ的不確実性は非常に大きなリスクとなります。
そのため、どんな大きさになっても、その姿を一生愛し抜くという強い覚悟がない限り、ミックス犬のお迎えは慎重になるべきかもしれませんね。
ポメラニアン寄りの骨太な体格になるか、プードル寄りのスレンダーな体格になるか、その成長過程を「世界に一つだけの個性」として楽しめる心の余裕が、ポメプー飼育には欠かせない要素なんです。
抜け毛の量は毛質によって大きく異なる現実
「プードルとのミックスだから、抜け毛が少なくて掃除が楽ですよね?」という書き込みをよく見ますが、これもポメプーのデメリットとして正しく理解しておくべき大きな誤解なんです。
ポメプーの被毛は、トイプードル寄りの「シングルコート」か、ポメラニアン寄りの「ダブルコート」のどちらを引き継ぐかで、日々の清掃負担が天と地ほど変わります。
そして、ポメラニアンの血を強く引いたダブルコートの場合、春と秋の換毛期には驚くほどの量の毛が抜けます。


そのため、家の中に綿菓子のような毛玉が舞い、黒い服を着るのをためらうほどになることも覚悟しなければなりません。
| 毛質タイプ | 抜け毛の量 | 掃除の頻度 | 主なケアの注意点 |
|---|---|---|---|
| シングルコート(プードル系) | 極めて少ない | 週に数回でOK | 毛が伸び続けるため、放置するとフェルト状の毛玉になる |
| ダブルコート(ポメ系) | 非常に多い | 毎日(換毛期は1日2回) | アンダーコートをしっかり抜かないと皮膚炎の原因に |
| 中間(ミックス) | 中程度 | 毎日の掃除を推奨 | 抜け毛と毛玉の両方の対策が必要で、最も手間がかかる |
さらに、見落としがちなのが、抜け毛が少ないとされるシングルコート寄りの個体であっても、お手入れが楽になるわけではないという点です。
プードルのような巻き毛は、抜けた毛が体に留まりやすいため、放置するとあっという間に地肌までガチガチに固まった毛玉になります。
そこで、この毛玉は素人では解くことができず、最終的にはトリミングサロンで皮膚ギリギリのバリカンをかける「丸刈り」を余儀なくされることもあります。
このように、どちらの毛質に転んでも、ポメプーは他の犬種以上に「被毛の管理」に時間と労力を割かなければならない犬種なんです。
お迎えした子がどちらのタイプであっても、美しい姿を保つために毎日のブラッシングを習慣化する覚悟があるかどうか、今一度自分に問いかけてみてくださいね。
性格の不一致で後悔しないための予備知識


ポメプーの性格は「甘えん坊で懐っこい」と紹介されがちですが、実際にはポメラニアン譲りの「繊細で警戒心が強い面」と、トイプードル譲りの「並外れた知能」が複雑に絡み合っています。
そして、この性格の個体差こそが、飼い主さんを悩ませるデメリットの一つになります。
トイプードルの血を引くポメプーは非常に頭が良く、人間の反応を驚くほどよく見ています。
そのため、一度でも「吠えたらおやつがもらえた」「鳴いたらケージから出してもらえた」と学習すると、それを武器にして飼い主を意のままに操ろうとする「要求吠え」のプロになってしまうこともあるんです。
また、ポメラニアン特有のスピッツ気質が強く出ると、自分のテリトリーを守ろうとする意識が強くなりすぎ、来客や外の物音に対して過剰に攻撃的になることもあります。
これが、「無駄吠え」や「噛み癖」といった問題行動として顕在化し、しつけに苦労して「こんなはずじゃなかった」と後悔する飼い主さんも少なくありません。
このように、彼らは「可愛いぬいぐるみ」ではなく、高い知能と豊かな感情を持った生き物です。
その知的好奇心を満たしてあげられる遊びや、一貫したルールを教え込む忍耐強さが飼い主には求められます。
つまり、「小型犬だから適当にしつけても大丈夫」という考えは、賢すぎるポメプーの前では通用しません。
そこで、彼らの才能を良い方向へ伸ばしてあげるためには、パピー期からの根気強い社会化トレーニングと、愛情を持った毅然とした態度が必要不可欠なんですよ。
ポメプーの性格を「予測不能な魅力」として受け入れ、どんな個性に対しても柔軟に向き合えるかどうかが、幸せなドッグライフの分岐点になります。
甘えん坊な性格による分離不安の傾向
ポメプーの最大の魅力の一つである「深い愛情」は、裏を返せば「分離不安」という精神的な疾患に繋がりやすいという明確なデメリットを内包しています。
ポメラニアンもトイプードルも、共に「人への依存度が高い」犬種として知られていますが、そのミックスであるポメプーは、その傾向がさらに増幅されやすいんです。
そのため、飼い主の姿が数分見えなくなるだけでパニックを起こし、延々と吠え続けたり、家の中の物を破壊したり、自分の手足を執拗に舐め壊したりする「分離不安」は、ポメプー飼育において最も深刻な悩みの一つになりがちです。
特に、共働きで日中にお留守番の時間が長いご家庭や、外出が多いアクティブな飼い主さんにとって、この問題は非常に重くのしかかります。
パニック状態の愛犬を置いて外出するのは、飼い主さん自身にとっても大きなストレスですし、マンションなどでは近隣からの騒音苦情に発展するケースも少なくありません。
そこで、これを防ぐためには、子犬の頃から「一人で過ごす時間は安全で楽しい」というポジティブな経験を積ませ、自立心を育てるトレーニングを徹底する必要があります。
甘やかしたい気持ちをグッと堪えて、ケージの中で落ち着いて過ごす練習をさせたり、家を出る際に大げさな挨拶をしないようにしたりといった工夫が不可欠です。
そして、ポメプーを迎えるということは、単に可愛いパートナーを得ることではなく、一人の繊細な家族の「心のケア」を一生涯引き受けることなのだと、深く理解しておかなければなりません。
愛情が深すぎるがゆえの苦労があることを、お迎え前にしっかり想定しておいてくださいね。
吠える原因となる警戒心への早期対策
ポメプーとの暮らしで、多くの飼い主さんが頭を抱えるのが「吠え」の問題です。
ポメラニアンの祖先であるスピッツは、番犬として周囲の異変を知らせる役割を担っていた歴史があるため、小さな物音や見知らぬ人に対して即座に反応し、警告を発する能力が本能的に備わっています。
そして、この性質を強く引き継いだポメプーは、インターホンの音はもちろん、マンションの廊下を歩く足音や、窓の外を通る自転車の影にまで激しく反応して吠え立てることがあります。
特に、都市部の密集した住宅環境では、この「吠え」は致命的なトラブルの原因になりかねないデメリットと言えます。
「吠え」をエスカレートさせないための重要ルール
- 吠えた瞬間に飼い主が大声で「ダメ!」と叫ばない(犬は飼い主が一緒に吠えて応援してくれていると勘違いします)
- 吠えたからといって、なだめるためにおやつをあげたり抱っこをしたりしない(吠えれば良いことがあると学習します)
- ストレスからくる「暇吠え」を防ぐため、十分な散歩と、頭を使う知育玩具でエネルギーを発散させる
- パピーパーティーやドッグランで他者・他犬に慣れさせ、社会性を養う努力を怠らない
このように、吠えるのには必ず彼らなりの理由があり、本能に根ざした警戒心を完全にゼロにすることは難しいですが、適切なトレーニングと環境整備によって、許容範囲内に収めることは十分に可能です。
そのためには、飼い主さんが犬の行動心理を正しく学び、冷静かつ一貫した対応を続けるスキルを身につける必要があります。
また、「ポメプーは小さいからしつけは簡単」という安易な宣伝を信じて迎えてしまうと、止まらない鳴き声に精神的に追い詰められてしまうかもしれません。
吠えに対する深い理解と、それに対処するための時間的な余裕があるかどうか、今一度生活環境を見直してみてくださいね。



ミックス犬特有の「成長の不確実性」こそが最大のリスクです。成犬時のサイズや毛質、性格の振れ幅をデメリットと捉えるのではなく、唯一無二の個性として丸ごと受け入れる覚悟が問われます。そのため、事前のリサーチと精神的な柔軟性が、後悔しない飼育の第一歩だワン。
ポメプーのデメリットを補う費用と日々のケア


可愛らしいポメプーとの暮らしを継続するためには、目に見えない多大なコストと労力が必要です。
「小型犬だから維持費も安いだろう」と思われがちですが、実はポメプーはケアの重要性が非常に高く、経済的な負担も無視できない犬種なんです。
そこで、ここでは、ポメプーならではのケアの厳しさと、生涯にわたって必要となる具体的なコストという「現実的なデメリット」について詳しく見ていきましょう。
毎日のブラッシングを欠かせない被毛管理
ポメプーを美しく、そして何より健康に保つために、毎日のブラッシングは避けて通れない「絶対的な義務」です。
ポメラニアンのボリュームある下毛と、トイプードルの絡まりやすい上毛が混ざり合った被毛は、まさに毛玉の温床。
特に、耳の後ろ、脇の下、股関節、首周りなど、日常の動作で摩擦が起きやすい場所は、たった1日ケアをサボるだけで頑固な毛玉が形成されます。
そして、この毛玉は見た目を損なうだけでなく、皮膚を強く引っ張って痛みを与えたり、通気性を悪くして細菌感染を招いたりするため、放置することは虐待に近い行為になってしまうんです。
理想的なデイリーケアのルーティン
- まずはピンブラシで全体の毛流れを整え、大きなもつれを確認する
- スリッカーブラシを使い、地肌を傷つけないよう根元から優しく解きほぐす
- 仕上げにコーム(金属製の櫛)を通し、引っかかりがないかチェックする
- ブラッシング中に、皮膚の赤みやノミ・ダニ、しこりがないか全身を触って確認する
そこで、もしあなたが「仕事で疲れて、毎日15分のケア時間も作れない」という状況であれば、ポメプーとの暮らしは非常に困難なものになるでしょう。
また、毛玉が手に負えなくなると、プロのトリマーさんでも解くのに数時間かかり、数千円の追加料金が発生するだけでなく、愛犬に多大な苦痛を強いることになります。
ブラッシングを単なる「美容」ではなく、愛犬との大切なコミュニケーションであり、病気の早期発見のための「健康診断」として楽しめるかどうかが、ポメプーを飼うための重要な適性になります。
そのため、この地道な作業を一生続けられる自信があるか、お迎え前に冷静に考えてみてくださいね。
一生涯続く高額なトリミング代とカットの頻度
ポメプーは、定期的なプロによるトリミングが一生涯不可欠な犬種です。
トイプードル寄りの毛質なら毛が伸び続けるため定期的なカットが必須ですし、ポメラニアン寄りであっても衛生管理やパテラ(膝蓋骨脱臼)予防のための足裏ケア、お尻周りのカットが必要です。
そして、このトリミング費用は、ポメプー飼育における最大の「継続的経済デメリット」と言えます。
| 項目 | 1回あたりの目安 | 年間(年10回の場合) | 15年間(生涯合計) |
|---|---|---|---|
| 基本料金(シャンプー&カット) | 8,000円 〜 12,000円 | 80,000円 〜 120,000円 | 1,200,000円 〜 1,800,000円 |
| オプション(毛玉取・歯磨き等) | 2,000円 〜 3,000円 | 20,000円 〜 30,000円 | 300,000円 〜 450,000円 |
| 合計 | 10,000円 〜 15,000円 | 100,000円 〜 150,000円 | 1,500,000円 〜 2,250,000円 |
地域やサロンによって価格差はありますが、生涯で150万円〜200万円を超える美容代がかかる計算になります。
さらに、シニア期に入ると、心臓病などの持病により通常のサロンで断られるケースもあり、動物病院併設のトリミング施設を利用せざるを得ず、費用がさらに跳ね上がることもあります。
そのため、ポメプーを家族に迎えるということは、この決して安くない「固定費」を15年以上にわたって支払い続ける経済的な覚悟が必要です。
また、人気のサロンは予約が取りにくく、スケジュール調整や送り迎えの時間的な制約も、忙しい飼い主さんにとっては意外な負担になります。
可愛いスタイルを維持するには、それ相応の対価と労力が必要であることを、しっかり家計に組み込んでおきましょう。
小型犬に多い膝蓋骨脱臼を防ぐ住まいの工夫


ポメプーが抱える最大の身体的リスクの一つが、膝のお皿が外れてしまう「膝蓋骨脱臼(パテラ)」です。
これは、ポメラニアンとトイプードルの両方が共通して抱えやすい遺伝的疾患で、ミックスであるポメプーにも非常に高い確率で引き継がれます。
そして、重症化すると歩行困難になり、最終的には外科手術が必要になります。
また、手術費用は片足だけで30万円を超えることも珍しくなく、術後のリハビリも含めると飼い主さんの負担は甚大です。
この疾患を防ぐ、あるいは悪化させないためには、家庭内での徹底した環境整備という「住環境のデメリット」を受け入れなければなりません。
まず、滑りやすいフローリングは犬にとって「氷の上」と同じなので、家中の床に滑り止めのマットやカーペットを敷き詰めることが必須となります。
ちなみに、下記記事でも紹介していますが、我が家では愛犬が動く場所にはカーペットやタイルを敷き詰めていますねよ。


ただし、これによりこだわりのインテリアが制限されたり、掃除の手間が増えたりすることをストレスに感じる方もいるかもしれません。
また、ソファやベッドからの飛び降りは厳禁で、至る所にスロープやステップを設置する必要があるんです。
さらに、肥満は膝への負担を致命的に重くするため、生涯にわたる厳格な食事制限と体重管理も求められますよ。
これらは、全て愛犬を痛みから守るための大切な対策ですが、毎日24時間気を配り続けるのは意外と神経を使うものです。
足腰が弱いという特性を理解し、家全体を「犬の安全」を最優先した空間に作り変える覚悟があるかどうかが、飼い主に問われますよ。
目の周りが汚れやすい涙やけ対策のコツ
多くのポメプー飼い主さんを精神的に消耗させるのが、なかなか改善しない「涙やけ」の問題です。
特に、顔立ちがプードル寄りで、鼻涙管(涙の通り道)が狭かったり詰まっていたりする個体に多く見られます。
そして、常に涙が溢れていることで目の周りの毛が濡れ、そこに雑菌が繁殖して茶褐色に変色してしまうのが涙やけの正体です。
これは、見た目が悪くなるだけでなく、放置すると強烈な臭いを放ったり、皮膚炎を引き起こしたりするため、毎日の細やかなケアが欠かせません。
また、涙やけの改善は一朝一夕にはいかず、原因の特定から始める長期戦になります。
フードに含まれる添加物やタンパク質へのアレルギーが原因であれば、何ヶ月もかけてフードのローテーションを試す必要がありますし、1日に数回、専用のローションで優しく拭き取ってあげる地道な作業が必要です。
さらに、先天的な構造上の問題がある場合は、動物病院で鼻涙管の洗浄などの処置が必要になることもあります。
このように、涙やけのケアには高価なケア用品代や継続的な通院費がかかる可能性があるのです。
何より、一生懸命お世話をしてもなかなか綺麗にならない状況に、飼い主さんが焦りやストレスを感じてしまうことが、最大のデメリットかもしれません。
涙やけは「これさえやれば完治する」という魔法のような方法がない場合が多いので、ゆったりとした気持ちで向き合う余裕が必要です。
ポメプーのデメリットを軽減する室内環境
ここまで様々なリスクやコストをお話ししてきましたが、これらを最小限に抑え、ポメプーを健やかに育てるためには、飼い主さんによる「徹底的な室内環境の最適化」が不可欠です。
しかし、それは同時に光熱費の上昇という家計へのデメリットを伴います。
ポメラニアンの血を引くポメプーは非常に暑さに弱く、高温多湿な日本の夏はエアコンなしでは命に関わります。
その一方で、プードル寄りのシングルコートの子は寒さにも敏感。
つまり、一年中24時間体制でエアコンを稼働させ、室温を一定に保つ必要があるんです。
ポメプーが快適に過ごすための室内装備リスト
- 24時間フル稼働できる高効率エアコン(夏は25度前後、冬は20度前後を維持)
- 湿度を40%〜60%に保つための加湿空気清浄機(皮膚病・ウイルス対策)
- 膝への衝撃を吸収する「防滑・衝撃吸収マット」の全面敷設
- 誤飲事故を防ぐための、蓋付きゴミ箱とコードカバーの設置
- 安心して一人で休める、暗くて静かな「クレート(ハウス)」の用意
そして、これらの環境を整えることは、毎月の電気代を数千円〜数万円単位で押し上げることになります。
また、犬の安全を守るために「物を出しっぱなしにしない」という徹底した整理整頓も求められます。
知能の高いポメプーは、退屈しのぎに思わぬ物を齧ったり飲み込んだりするため、人間の都合で部屋を散らかしておくことはできません。
そのため、自分の好きなインテリアを自由に楽しみたい方や、光熱費を極限まで抑えたいという方にとって、これらの環境維持は大きな制約であり、デメリットと感じるでしょう。
しかし、この徹底した環境づくりこそが、将来の高額な医療費を防ぎ、愛犬の寿命を延ばすための、最も安上がりで確実な「投資」になるんですよ。



可愛さを維持するには相応のコストがかかります。高額なトリミング代や医療費、室内環境の整備といった経済的なデメリットを具体的に把握しておくことが重要です。また、日々のケアを惜しみなく行える環境を整えることで、リスクを安心へと変えることができるワン。
よくある質問(FAQ)
ポメプーのお迎えを検討している皆さんの気になる質問をまとめました。
理想と現実のギャップを埋めるための、愛好家ならではのリアルな回答をぜひ参考にしてくださいね。
Q1:多頭飼いする場合の注意点はありますか?
ポメラニアンの「一途で少し嫉妬深い面」と、プードルの「飼い主に強く依存する面」を併せ持つため、先住犬との相性には人一倍気を配る必要があります。自分だけを見てほしいという欲求が強いため、愛情が分散されることに強いストレスを感じる個体も。そのため、一対一の時間を意識的に作り、先住犬を優先するルールを徹底するなど、飼い主さんには高度なコントロール能力が求められます。相性が合えば最高の遊び相手になりますが、合わない場合は生活空間の完全分離という苦渋の決断が必要になることも想定しておきましょう。
Q2:毎日の散歩時間はどの程度確保すべきですか?
ポメプーは小型ながら非常に活動的で、知的好奇心も旺盛です。1日2回、各20分程度の散歩が目安ですが、ただ歩くだけでなく、途中で草の匂いを嗅がせたり、緩急をつけて歩いたりと、脳に刺激を与える工夫をしてください。また、運動不足はストレスに直結し、無駄吠えや家の中での破壊行動という形で「飼育上のデメリット」として表れます。忙しいからと散歩をサボるのは厳禁。雨の日でも室内でノーズワーク(鼻を使った遊び)をさせるなど、彼らのエネルギーを適切に発散させる責任が飼い主にはあります。
Q3:小さな子供がいる家庭でも飼育は可能ですか?
可能ですが、ポメプーの身体的な脆弱性を十分に理解し、厳格な安全管理が必要です。特に、子犬期は骨が細く、小さなお子様が力加減を間違えたり、抱っこして落としてしまったりすると、即座に骨折や致命的な怪我に繋がります。また、騒がしい声や予測不能な子供の動きは、繊細な性格の子にとって大きな恐怖となり、自己防衛のために噛み付いてしまうリスクも。子供と犬を絶対に二人きりにさせないこと、犬が安心して避難できる場所を確保することを、大人の責任として徹底してください。
まとめ:ポメプーのデメリットを納得して迎えるために
今回は、ポメプーのデメリットについて、あえて厳しい現実を中心に詳しくお話ししてきました。
サイズや容姿の不確実性、一生涯続くお手入れとトリミングの負担、しつけの難しさ、そしてそれらを支えるための経済的なコスト。
これらは、ポメプーという魅力的な命を預かる上で避けては通れない現実なんです。
そして、犬を飼うことは、単なる趣味ではなく、一つの尊い命に対して最期まで責任を持つという重い決断です。
環境省の指針でも、動物を最後まで適正に飼養することの大切さが明記されていますよ。
(出典:環境省「飼い主のためのガイドブック〜宣誓!無責任飼い主ゼロ宣言!!」)
しかし、こうしたデメリットを事前に正しく理解し、それを受け入れる準備ができている方にとって、ポメプーは他には代えがたい「最高のパートナー」になります。
予測不能な成長も「この子だけの個性」として愛おしみ、毎日のブラッシングを愛犬との触れ合いの時間として楽しみ、共に成長していける。
そんな覚悟がある方なら、後悔することはないはずです。最後に、お迎え前に確認してほしいポイントを整理しますね。
ポメプーとの幸せな未来のための最終チェックリスト
- 「抜け毛がない」「誰でも簡単に飼える」という安易な言葉を信じない
- 成犬時のサイズが大きく変わっても、生涯変わらぬ愛情を注ぎ続ける覚悟を持つ
- 生涯にかかるトリミング代や医療費として、200万円以上の貯えを想定しておく
- 毎日のケアとトレーニングに、自分の時間と体力を惜しみなく投資する



多くのデメリットは、飼い主の知識と愛情深いケアで軽減可能です。そのため、ネットの安易な宣伝を鵜呑みにせず、15年先の未来まで責任を持てるか冷静に判断しましょう。リスクを正しく理解し、準備を整えた人だけが、ポメプーとの幸せな毎日を手に入れる資格を持つんだワン。
※この記事に記載した数値やリスクは一般的な目安であり、全ての個体に当てはまるものではありません。愛犬の様子が少しでもおかしいと感じた場合は、速やかに動物病院を受診してください。また、お迎えの際は信頼できるブリーダーや保護施設を自身の目で確認し、最終的な判断はご自身の責任において慎重に行ってくださいね。

