ミックさんこの記事では、犬の歯石取り費用の相場について解説するワン!
愛犬の口臭が気になって動物病院に相談したい。
だけど、「歯石取りの費用っていくらかかるの?」「麻酔は必要?」「高齢犬でも大丈夫?」と不安に感じていませんか?
もっとも、犬の歯石取り費用は、麻酔の有無や愛犬の体重、歯周病の進行度によって大きく変わります。
また、一般的な相場は、麻酔ありで20,000円~70,000円、麻酔なしで5,000円~15,000円程度です。
さらに、検査費用や抜歯が必要になると10万円を超えることも。
そこで、この記事では、私の経験をもとに犬の歯石取りにかかる費用の内訳、病院選びのポイント、費用を抑える具体的な方法などについて解説します。
愛犬の健康を守りながら、無理のない費用で歯石ケアの方法が分かりますよ。


- 平成2年4月より保護犬と生活
- 先代犬はペットショップで購入のポメラニアン
- ミックさんはかなりのビビり
- 歯石取り、去勢、避妊、膝蓋骨脱臼、股関節脱臼などを経験


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犬の歯石取り費用の相場【麻酔あり・なし別】


動物病院で犬の歯石取りを行う場合、麻酔を使用するかどうかで費用は大きく変わってきますよ。
そこで、それぞれの特徴と費用相場を詳しく見ていきましょう。
麻酔ありの歯石取り費用(20,000円~70,000円)
全身麻酔を使用した歯石取りは、犬の体重によって費用が変動します。
ちなみに、公益社団法人日本獣医師会が公表した調査によると、麻酔ありの歯石取り費用の平均は約34,000円となっていますね。
体重別の費用目安
- 小型犬(5kg未満):20,000円~30,000円
- チワワ、ヨークシャーテリア、ポメラニアンなど
- 中型犬(5~15kg):30,000円~50,000円
- 柴犬、コーギー、ビーグルなど
- 大型犬(15kg以上):40,000円~70,000円
- ゴールデンレトリバー、ラブラドールなど
犬の体重が増えると麻酔量も増加するため、それに比例して費用も上がるため、注意が必要です。
また、麻酔ありの処置では、歯周ポケットの奥深くまで徹底的に清掃できるため、結果歯周病の進行を効果的に防ぐことが出来ます。
また、処置時間は通常30分~1時間程度で、超音波スケーラーという専用機器を使って歯石を除去します。
そして、処置後には歯の表面を滑らかにするポリッシング(研磨)も行われ、新たな歯石の付着を遅らせる効果が期待できます。
麻酔なしの歯石取り費用(5,000円~15,000円)
無麻酔での歯石取りは、1回あたり5,000円~15,000円程度と、麻酔ありに比べて費用を抑えることが出来ます。
ただし、表面に見える歯石のみの除去となり、歯周病予防に重要な歯周ポケット内の清掃は十分に行えません。
また、無麻酔での処置には、いくつかの制限があるため注意が必要です。
まず、犬がじっとしていられることが前提となるため、おとなしい性格の子でなければ難しいでしょう。
そして、歯石の付着が軽度であることも必須条件ですね。
さらに、無麻酔の場合は1回で完了せず、複数回に分けて少しずつ処置を進めるケースが多くなります。
そのため、通院回数が増え、結果的に総額が想定より高くなる場合もあるのです。
ちなみに、動物病院によっては無麻酔での歯石取りを行っていないところもあるため、事前に確認しましょう。
追加でかかる費用の内訳
歯石取りの基本料金に加えて、以下のような追加費用が発生することがあります。
主な追加費用
- 術前検査費用:5,000円~15,000円
- 血液検査、レントゲン、心電図など
- 麻酔を安全に行うためのリスク評価に必須
- 抜歯費用:1本あたり3,000円~10,000円
- 歯周病が進行してぐらついている歯を除去
- 抜歯本数が多いと費用も増加
- 内服薬・塗り薬:1,000円~3,000円
- 抗生物質や鎮痛剤、歯磨き剤など
- 術後のケアや自宅でのケア用品
- 入院費(必要な場合):5,000円~10,000円/日
- 高齢犬や術後の経過観察が必要な場合
特に注意したいのが抜歯費用ですね。
歯周病が進行していると複数本の抜歯が必要になり、それだけで数万円の追加費用が発生します。



費用は犬の体格や歯周病の進行度で大きく変動するワン。麻酔ありは高額ですが、歯周ポケットまで徹底的に清掃できるため、長期的には再発を防ぎ、トータルコストを抑えられる可能性があるワン。
犬の歯石取りで麻酔を使うメリット・デメリット
麻酔を使うかどうかは、愛犬の健康状態や歯の状態によって判断が必要になってきます。
そのため、それぞれのメリット・デメリットを理解して、獣医師と相談しながら決めましょう。
麻酔ありのメリット
全身麻酔による歯石取りには、犬の健康と安全を守るために重要なメリットがあります。
まず最大の利点は、痛みやストレスなく処置を受けられることです。
歯周病で炎症を起こした歯茎は刺激に敏感ですが、麻酔により痛覚が遮断され、犬は苦痛を感じません。
そして、目に見えない歯周ポケット内の細菌まで徹底的に除去でき、根本的な治療が可能です。
また、グラついた歯の抜歯も同時に実施できるため、一度の処置で口腔内を健康な状態に戻せます。
さらに、犬が動かないため、鋭利な器具を使用しても安全に処置が完了し、口腔内を傷つけるリスクも回避できます。
麻酔ありのデメリット
一方で、麻酔を使用することにはデメリットもあります。
まず、最も気になるのが費用が高額になる点ではないでしょうか?
麻酔薬、モニタリング機器、獣医師の技術料などが加算されるため、無麻酔に比べて数倍の費用がかかりますね。
また、高齢犬や持病がある場合はリスクが上がります。
その理由としては、心臓病、腎臓病、肝臓病などの基礎疾患がある犬では、麻酔による身体への負担が懸念されるからです。
そのため、術前検査で慎重にリスク評価を行う必要があります。
そして、麻酔を行う場合には、術前検査が必須となることも考慮すべき点ですね。
血液検査やレントゲン検査で全身状態を確認し、麻酔に耐えられるかを判断します。
もちろん、この検査費用も別途かかりますよ。
さらに、個体差はありますが麻酔からの覚醒に時間がかかる場合があります。
特に、高齢犬では覚醒に数時間を要することもあり、その間は動物病院で観察が必要です。
ちなみに、聞いた話によると、15歳の保護犬が歯石取りの麻酔後、完全に覚醒するまで6時間かかったことがあったようです。
この際、獣医師の適切な管理のもと無事に目覚めたようですが、やはり高齢犬の麻酔は慎重な判断が求められますね。
麻酔なしのメリット・デメリット
無麻酔での歯石取りは、メリットとデメリットを天秤にかけて判断する必要があります。
まずメリットとしては、何といっても費用が安いことです。
麻酔代や術前検査費用がかからないため、経済的負担を抑えられます。
また、身体への負担が少ないため、高齢犬や心臓に問題がある犬でも処置を受けられる可能性があるのです。
しかし、デメリットも無視できませんね。
まず、表面の歯石しか取れないため、根本的な歯周病治療にはなりません。
そして、歯周病の原因菌が潜む歯周ポケット内は清掃できないため、数ヶ月で再び歯石が付着してしまいます。
また、処置中に犬がストレスを感じる点も問題ですね。
口を開けられ続けたり、器具で歯をこすられたりすることに恐怖を感じる場合があります。
その結果、次回以降の処置を嫌がるようになることもあるのです。
さらに、犬が動いたり暴れたりすると、器具で歯茎や頬の内側を傷つける危険性もあります。
再発しやすいことも大きなデメリットで、結果的に何度も処置が必要になり、総額が高くなることも。



麻酔の判断は獣医師との相談が必須だワン。歯周病が進行している場合は麻酔ありが推奨されますが、軽度なら無麻酔も選択肢に。愛犬の年齢や健康状態、歯の状態を総合的に判断するんだワン。
犬の歯石取り費用を安くする5つの方法
歯石取りは愛犬の健康に必要な処置ですが、できるだけ費用を抑えたいのも飼い主の本音ですよね?
そこで、ここでは実践的な節約方法を紹介しますね。
複数の動物病院で見積もりを取る
動物病院での診療費は自由診療のため、病院によって料金体系が大きく異なります。
そのため、同じ処置内容でも2倍近く差が出ることも珍しくありません。
そこで、まずは自宅近くの動物病院3~4軒に電話やメールで歯石取りの概算金額を確認しましょう。
その際、以下のポイントを必ず質問してください。
見積もり時に確認すべきこと
- 基本料金に何が含まれているか(術前検査費用、麻酔代、薬代など)
- 追加費用が発生する可能性(抜歯、入院など)
- 愛犬の体重での具体的な金額
- 使用する麻酔薬の種類や設備の充実度
- 術後のフォロー体制
そして、歯石取りの金額ですが、都市部と地方でも料金差があり、一般的に都市部の方が高額な傾向があります。
また、設備が充実している大学病院や専門病院は費用が高めですが、その分安全性や技術力が高いというメリットもあるのです。
ちなみに、私の経験では、同じ小型犬の歯石取りで、A病院は28,000円、B病院は45,000円と大きな差がありました。
ただし、安いからといって必ずしも良いわけではなく、設備や獣医師の経験も考慮して総合的に判断することが必要ですよ。
軽度のうちに処置を受ける
歯周病は進行すればするほど、治療費が高額になりますよ。
そのため、早期に発見して処置を受けることが、費用を抑える最も確実な方法です。
そして、歯周病の初期段階であれば、軽い歯石除去のみで済み、抜歯の必要もありません。
しかし、放置して重度の歯周病に進行すると、複数本の抜歯や歯周ポケットの深い清掃などにより、処置時間も費用も増加します。
日常の歯磨きで予防する
歯石取りの費用を最も効果的に抑える方法は、当たり前ですが、そもそも歯石をつけないことです。
また、毎日の歯磨きで歯垢を除去すれば、歯石の付着を80%も軽減できるというデータもあります。
効果的な歯磨きのステップ
- まずは口を触ることに慣れさせる
- スキンシップの一環として、優しく口周りを触る
- 嫌がらずにいられたら、たっぷり褒めてご褒美をあげる
- ガーゼで歯を拭く練習
- 指にガーゼを巻き、歯の表面を優しく拭く
- 前歯から始めて、徐々に奥歯へ
- 犬用歯ブラシを使う
- 最初は歯ブラシを舐めさせて慣れさせる
- 犬用歯磨きジェルをつけて、優しくブラッシング
理想は毎日の歯磨きですが、週2~3回でも十分効果があります。大切なのは継続することです。
おすすめデンタルケアグッズ
- 指サック型歯ブラシ:初心者でも使いやすい
- 歯磨きシート:嫌がる子でも拭くだけで簡単
- デンタルジェル:酵素配合で歯垢を分解
- デンタルトイ:噛むことで歯垢除去
- デンタルガム:おやつ感覚でケアできる
子犬の頃から歯磨きを習慣化しておけば、生涯にわたって歯石取りの費用を大幅に削減できます。
仮に年1回の歯石取りが不要になれば、10年間で30万円以上の節約になる計算ですよ。
ちなみに、私が飼っている保護犬は、引き取り時から歯磨きを怠ってしまい、動物病院で歯石取りを行うことになりました。
日々の歯磨きは欠かせないと実感しましたね。



歯石取りの費用を抑える最大のポイントは予防だワン。毎日の歯磨きで歯石の付着を大幅に減らせれば、動物病院での処置頻度も回数も減り、長期的には大きな節約になるワン。
ペット保険は犬の歯石取りに適用される?


「ペット保険に入っているから歯石取りも補償される」と思っている飼い主さんも多いのではないでしょうか?
ただ、実際には補償されないケースがほとんどなんです。
基本的に予防目的の歯石取りは対象外
残念ながら、ほとんどのペット保険では予防や美容を目的とした歯石取りは補償対象外です。
ペット保険は、基本的に「病気やケガの治療」を対象としているため、予防医療は含まれません。
ちなみにこれは、人間の健康保険でも同じで、人間ドックや予防接種が保険適用外なのと同じ理屈ですね。
保険対象外となる主なケース
- 予防のための定期的な歯石除去
- 口臭改善のための歯石取り
- 見た目をきれいにする目的での処置
- 軽度の歯垢除去
多くの飼い主さんが誤解しているのですが、「歯石がついているから取る」という理由だけでは、保険は適用されません。
治療の一環なら補償される場合がある
ただし、歯周病の治療として歯石除去が必要と診断された場合は、補償対象になる可能性があります。
保険適用になるケース
- 歯周病と診断され、その治療として歯石除去が必要
- 歯肉炎・歯周炎の治療の一環
- 歯周病による抜歯を伴う場合
- 歯根膿瘍などの感染症治療
そこで重要なのは、獣医師が「治療が必要」と診断することです。
診断書や診療明細書に「歯周病治療」と記載されていれば、保険会社に請求できる場合があります。
ただし、保険会社によって判断基準は異なります。
そのため、事前に保険会社に確認するか、獣医師に「保険適用になるかどうか」を相談しておくと安心ですね。
ちなみに、私の知人の例では、歯周病による抜歯を伴う歯石除去で、総額8万円のうち5万円が保険で補償されました。
これは、「歯周病治療」として請求したことがポイントだったようです。
歯科治療に強いペット保険の選び方
将来の歯科治療費に備えるなら、歯科治療を補償するペット保険を選ぶことが重要です。
チェックすべきポイント
- 歯周病治療が補償対象に含まれているか
- 歯科治療の免責事項を確認
- 待機期間(加入後、補償開始までの期間)
- 既往症の扱い
特に注意したいのが、ペット保険加入のタイミングです。
すでに、歯周病と診断されている場合、その後に保険に加入しても歯科治療は補償対象外になるケースがほとんどです。
そのため、若い時期になおかつ健康なうちに加入しておくことが重要になります。
ちなみに、3歳以上の犬の80%が歯周病または予備軍というデータもあるため、できれば1~2歳のうちに加入を検討しましょう。
また、一部の保険では「歯科治療特約」を付けられるプランもあります。
これは、月々数百円の追加で歯科治療をカバーできるため、歯のトラブルが心配な飼い主さんにはおすすめですね。



ペット保険は予防の歯石取りには使えませんが、歯周病治療なら補償対象になる場合があるワン。将来の歯科治療に備えるなら、若く健康なうちに歯科補償のある保険への加入を検討するんだワン。
犬の歯石を放置するとどうなる?知っておきたいリスク
「歯石くらい大丈夫」と軽く考えていませんか?
実は、歯石の放置は愛犬の命に関わる深刻な問題につながる可能性があるのです。
歯周病が進行し歯が抜ける
歯石を放置すると、段階的に歯周病が進行していきます。
歯周病の進行段階
- 歯肉炎:歯茎が赤く腫れ、出血しやすくなる
- 歯周炎:炎症が歯の周辺組織に広がり、歯周ポケットが深くなる
- 歯周病:歯を支える骨が溶け始め、歯がぐらつく
ここで、日本の成犬の約80%が歯周病または歯周病予備軍というデータがあります。
つまり、ほとんどの犬が歯のトラブルを抱えているのが現状です。
そして、歯周病が進行すると、歯がぐらついて食事が困難になります。
その結果、硬いドッグフードが食べられなくなり、栄養バランスが崩れることもあるのです。
また、歯が自然に抜け落ちたり、痛みで顔を触られるのを嫌がるようになったりします。
ちなみに、我が家の先代犬ですが、歯磨きが苦手という事でケアを怠っていたら歯周病になってしまいました。
そのため、歯石取りと残っている歯の治療に4万円かかりましたが、もっと早くケアしていれば防げたんですよね。
全身疾患を引き起こすリスク
歯周病の影響は口の中だけにとどまりません。
口内の細菌が血流に乗って全身に広がり、さまざまな臓器に悪影響を及ぼす可能性があるのです。
歯周病が引き起こす全身疾患
- 心臓病:歯周病菌が心臓の弁に付着し、心内膜炎を引き起こす
- 腎臓病:細菌が腎臓にダメージを与え、腎機能が低下する
- 肝臓への影響:肝臓に負担がかかり、肝機能障害のリスクが上がる
- 糖尿病の悪化:炎症により血糖コントロールが難しくなる
特に、小型犬は心臓病のリスクが高く、歯周病がそれをさらに悪化させます。
また、高齢犬では腎臓病との合併症が深刻な問題になるケースも報告されているのです。
また、口腔内の細菌が血液中に入り込むメカニズムは、歯茎の炎症部位から細菌が血管に侵入することで起こります。
健康な歯茎はバリア機能がありますが、歯周病で炎症を起こしていると、このバリアが破られてしまうんですね。
ちなみに、獣医師の調査によると、重度の歯周病を持つ犬は、そうでない犬に比べて心臓病のリスクが約3倍高いというデータもあります。
口臭がひどくなり生活の質が低下
歯石や歯周病による口臭は、想像以上に強烈なんです。
部屋中に臭いが充満したり、犬が顔を近づけてきただけで臭いが気になったりしますよ。
口臭が引き起こす問題
- 食欲不振:口の痛みで食事を嫌がるようになる
- 体重減少:食べる量が減り、栄養不足に
- 元気がなくなる:慢性的な痛みで活動量が減る
- QOL(生活の質)の低下:痛みや不快感でストレスを感じる
そして、意外と知られていないのが、飼い主への歯周病菌感染のリスクですね。
また、犬と人間の歯周病菌を調べたところ、同じ菌が検出された事例が複数報告されています。
つまり、犬が顔を舐めたり、同じスプーンを使ったりすることで、菌が移る可能性があるため注意が必要です。
ちなみに、私の友人は、愛犬の口臭があまりにひどく、一緒に寝ることができなくなったと話していました。
なので、動物病院で歯石取りをしたところ、口臭が劇的に改善し、再び愛犬との距離が近くなったそうですよ。
犬は自分で歯が痛いと訴えることができません。
飼い主が気づいた時には、すでに重症化していることも多いのです。
そのため、定期的なチェックと早期の対処が重要になりますよ。



歯石を放置すると、単なる口の問題だけでなく全身の健康を脅かすワン。早期発見・早期治療が重要で、定期的な検診と日常ケアで重症化を防ぐんだワン。費用を惜しんで放置すると、結果的に高額な治療費がかかるワン。
よくある質問(FAQ)
- 犬の歯石取りは何歳から必要ですか?
-
歯石の付着状況によりますが、一般的には2~3歳頃から必要になるケースが多いです。特に小型犬は歯石がつきやすく、1歳頃から定期検診を受けることをおすすめします。また、犬の歯垢は2~3日で歯石に変化するため、人間よりもはるかに早く歯石が蓄積しますよ。そのため、若いうちから歯磨き習慣をつけ、年に1~2回は動物病院で口腔内をチェックしてもらいましょう。
- 麻酔なしの歯石取りは危険ですか?
-
危険とは言えませんが、十分な効果が得られない場合があります。また、無麻酔では歯周ポケットの清掃ができないため、根本的な歯周病治療にはなりません。さらに、犬が嫌がって暴れると口腔内を傷つけるリスクもあります。そのため、軽度の歯石なら無麻酔でも対応できますが、歯周病が進行している場合は麻酔下での処置が有効と言えます。
- 高齢犬でも歯石取りはできますか?
-
可能ですが、術前検査で麻酔リスクを慎重に評価する必要があります。この理由としては、心臓や腎臓に問題がある場合、麻酔による負担が懸念されるためです。しかし、高齢だからといって必ずしも麻酔ができないわけではありません。最近の麻酔技術は進歩しており、個体に合わせた麻酔を行うことで、高齢犬でも安全に処置を受けられるケースが増えていますよ。
- 歯石取りの頻度はどのくらいが良いですか?
-
一般的には1~2年に1回が目安ですが、犬種や歯磨きの頻度、歯石のつきやすさによって異なります。小型犬や短頭種は歯石がつきやすいため、年1回の処置が推奨されていますよ。一方、毎日しっかり歯磨きをしている犬では、数年に1回で済むこともあります。
- 自宅で歯石を取ることはできますか?
-
専用のスケーラーやペンチも市販されていますが、素人が使うと歯や歯茎を傷つける危険があるため、経験上おすすめは出来ないです。そのため、歯石になってしまったら動物病院で処置してもらうのが最も安全です。飼い主にできるのは、歯石になる前の歯垢段階で、毎日の歯磨きによって除去することですね。
まとめ
犬の歯石取り費用は、麻酔ありで20,000円~70,000円、麻酔なしで5,000円~15,000円が相場です。
また、この費用は、体重や歯周病の進行度、抜歯の必要性などによって変動します。
そして、費用を抑えるには、複数病院での見積もり比較、軽度のうちの処置、そして毎日の歯磨きによる予防が効果的です。
そのため、週2~3回の歯磨きで歯垢を80%減らせ、生涯の治療費を大幅に削減することが可能です。
しかし、歯石を放置すると心臓病や腎臓病など全身疾患のリスクが高まり、成犬の約80%が歯周病または予備軍というデータもあります。
そこで、15年以上の飼育経験から言えるのは、日々の歯のケアが健康寿命を大きく左右するということです。
今日から愛犬の口腔ケアを習慣化し、幸せな時間を長く続くようにしましょう。



犬にとって、歯の健康は体全体の健康にも繋がってくるワン。そのため、定期的な歯の検診を受けて必要に応じて治療を行って欲しいワン!

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