
この記事では、保護犬ポメラニアンを迎える際に実際に用意したものについて解説するワン!
保護犬ポメラニアンを迎える場合、自宅でどのように過ごさせるのか?はとても重要です。
何故なら、保護犬ポメラニアンの中には今までどのような生活環境で暮らしていたのか?が分からないという犬も少なからずいます。
そして、いきなり自宅の中を自由にさせるという事は、どのような行動をとるのか?が分からないためあまりお勧めすることは出来ません。
そのため、まずは自宅内に保護犬が安心して過ごせるためのスペースを用意する必要があります。
その後、このスペース内での行動を確認しながら徐々に行動範囲を広げて行った方が良いです。


- 平成2年4月より保護犬と生活
- 先代犬はペットショップで購入のポメラニアン
- ミックさんはかなりのビビり
- 歯石取り、去勢、避妊、膝蓋骨脱臼、股関節脱臼などを経験


- 平成2年4月より保護犬と生活
- 先代犬はペットショップで購入のポメラニアン
- ミックさんはかなりのビビり
- 歯石取り、去勢、避妊、膝蓋骨脱臼、股関節脱臼などを経験
保護犬ポメラニアンが暮らすために用意するもの


ここからは、私が実際に保護犬ポメラニアンを迎えた際、用意したものについていくつか解説していきますね。
正直なところ、保護犬はペットショップやブリーダーから購入する犬とは今までの生活環境が異なっています。
また、少なからず心に傷を負っている犬もいるため、自宅では安心・安全に暮らせるという事を保護犬にも分かってもらえるような配慮が必要ですよ。
生活スペース用のサークル
まずは、保護犬が日常生活を送れるためのスペースを用意する必要があります。
その理由としては、今までとは全く異なった環境に来た保護犬は、基本的に落ち着ける場所がないのです。
そのため、その落ち着ける場所を確保してあげる事が重要なんですね。
そこで、私が用意したものはこれです。
そして、このサークルですが、保護犬が「寝る・食事・水飲み・トイレ」の日常生活において一通りの事が出来るくらいの大きさがあればベストです。
何故なら、保護犬が自宅に来たばかりの時にはまだ自宅には慣れていないため、サークルの外での行動には躊躇してしまう可能性があるからです。
ちなみに、我が家では、幅約40cm、長さ約1mほどの犬用サークルを用意しておきました。


ご覧の通り、サークルの奥の方で固まっている事が分かりますよね?
この保護犬ポメラニアンにとっては、ここは一体どこなの?という感じなのでしょう。
食事用の容器
保護犬ポメラニアンにとっては、日々の食事も重要になります。
保護犬を引き取ってきた以上は、出来る限りの愛情を注いでいきたいところなので、日々の食事にも十分気を付ける必要があります。
そのため、ドッグフードは着色料や発色剤など余計な添加物が入っていないものを選んで下さい。
そして、ドッグフードを食べる際の容器ですが、これは動きづらく食べにくい容器を選んだ方が良いです。
何故なら、容器が動いてしまうと保護犬がいつまでも容器を追いかけてしまうため、結果としてうまく食事をとる事が出来なくなってしまいます。
また、容器内が平らなものだと、すぐにドッグフードを食べ終わってしまい、消化不良や吐き戻しなどの原因になる可能性があります。
そのため、容器の中に障害物のようなものがあった方が良いです。
ちなみに、我が家の保護犬ポメラニアンには下記の食事用容器を使っています。
容器が動きづらくなっており、またドッグフードも一気に食べられないような構造となっているためとても便利です。


大きめのトイレシート
保護犬を引き取るという事は、すなわち保護犬の今までの生活環境とはガラリと一変します。
今まではきちんとトイレシートで排泄が出来ていた事が、環境が変わったせいで出来なくなっている可能性があるのです。
特に、トイレシートの位置が変わってしまうと、最初からトイレトレーニングが必要になるケースもあります。
そのため、最初の段階ではトイレシートは比較的大きなものを用意しておきましょう。
その後、保護犬がトイレシートを認識したら、今度は小さめのトイレシートに変えた方が良いです。
または、サークル内に小さめのトイレシートを目一杯敷いておきます。
そして、保護犬がトイレシートを認識したら、少しずつトイレシートの枚数を減らしていくという方法もありです。
ちなみに、我が家では最初の画像のように、サークル内に小さめのトイレシートを敷いて、トイレシートを認識してから少しずつシートの枚数を減らしましたね。
除菌・防臭スプレー
保護犬の場合、今までとは環境が大きく変わってしまうケースがあります。
そのため、中々トイレシートを認識せずに、サークル内はもちろん部屋の中のいたるところで排泄する可能性があります。
特に、かなりビビリな保護犬の場合には、大きな音が鳴るとビックリしてびびしょんをしてしまうケースもあるのです。
もっとも、保護犬がビビリになってしまう原因は、今まで生活してきた環境によるところが大きいと思います。
このビビリがいつになったら治るのか?については保護犬によって異なります。
そして、治るまでは予期せぬ排泄用に、除菌・防臭スプレーは必須になるため、あらかじめ用意しておいた方が良いです。
犬用クッション
保護犬のポメラニアンは、カーペットやフローリング、畳の上でも寝ることは出来ます。
ただ、自分の居住空間を与えるという意味では、犬用のクッションを置くと落ち着く可能性があるんですね。
これについては、犬がマーキングをする事と同様で、自分の匂いがついた物やスペースがあると落ち着くためです。
そこで、我が家のミックさんは、クッションの場所をサークルの手前から奥に移したところ、その上に乗っかりました。
ちなみに、このクッションは先代犬ポメラニアンのおさがりです。


ただ、保護犬ポメラニアンの表情を見るとまだ緊張しており、明らかに警戒している事が分かりますね。
しかし、日が経つにつれてクッションに自分の匂いがついてきますので、最初緊張する事も仕方ありません。



当時は、とても緊張していたワン。
まとめ
保護犬ポメラニアンを迎えるという事は、新しい家族を迎えると同じです。
そのためには、色々な準備や用意が必要になります。
特に、自宅内で日々生活するために必要なサークルや良質な食事、トイレ環境は重要です。
そのため、これらについては妥協することなく良い物を用意して下さい。
せっかく我が家に来たのですから、一生大事に責任をもって育てるという事は飼い主の責務です。
保護犬ポメラニアンが、日々元気に生活できる環境を用意してあげて下さいね。



これからよろしくお願いするワン!
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