ミックさんこの記事では、保護犬を迎えるための条件について解説するワン!
「保護犬を迎えたいけど、条件が厳しすぎて諦めかけている」
あなたは、こんな悩みを抱えていませんか?
実は、保護犬の条件は団体によって大きく異なり、一律ではありません。
私も、いくつかの保護団体で確認したことがありますが、最初は「これでは誰も迎えられないのでは?」と感じたことがあります。
しかし、提示された条件の背景を理解し、適切な準備をすれば、多くの方が保護犬との生活をスタートすることが出来るのです。
そこで、この記事では迎えるための条件から、クリアできない場合の具体的な対策まで、すべてお伝えしますね。
- 年齢や住環境など具体的な条件がわかる
- なぜ厳しいのか納得できる理由がわかる
- 条件をクリアするためのコツがわかる
- 該当しない場合の代替案もわかる


- 平成2年4月より保護犬と生活
- 先代犬はペットショップで購入のポメラニアン
- ミックさんはかなりのビビり
- 歯石取り、去勢、避妊、膝蓋骨脱臼、股関節脱臼などを経験


- 平成2年4月より保護犬と生活
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- ミックさんはかなりのビビり
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保護犬を迎えるための基本条件【10項目チェックリスト】


保護犬を迎えるための条件は、保護団体や自治体によって異なりますが、共通する基本項目があります。
そこで、まずは下記チェックリストで自己診断してみましょう。
【保護犬の条件チェックリスト】
- 年齢が18歳~60歳の範囲内である
- 安定した収入がある(目安:年収200万円以上)
- ペット飼育可能な住環境がある
- 家族全員が保護犬を迎えることに賛成している
- 犬の寿命まで(10~15年以上)飼育できる
- 1日の世話に2時間以上割ける
- 避妊・去勢手術に同意できる
- 年1回の狂犬病予防接種を受けられる
- 定期的な動物病院の受診ができる
- 譲渡後の定期報告・家庭訪問に応じられる
ちなみに、このチェックリストのすべてに該当しなくても、落ち込む必要はありません。
実際には、これらの条件は団体との相談によって柔軟に対応されるケースもあるのですから。
年齢制限(18~60歳が一般的だが例外あり)
多くの保護団体では、譲渡対象の年齢を18歳以上60歳未満に設定しています。
これは、飼い主の高齢化による飼育困難や、万が一の際に犬が再び保護犬となるリスクを避けるためです。
ただし、60歳以上でも以下の条件を満たせば譲渡可能な団体もあります。
- 健康状態が良好である
- 後見人(万が一の際に犬を引き取れる人)がいる
- 飼育経験が豊富である
- シニア犬を希望している
ちなみに、実際に私の知人(65歳)は、8歳のシニア犬を迎えることが出来ましたよ。
「時間があり、お互いゆっくり暮らせる」という相性の良さが評価されたようです。
住環境の条件(持ち家・賃貸・集合住宅)
住環境については、ペット飼育が可能であることが絶対条件です。
持ち家の場合:
- 比較的スムーズに条件がクリアできる
- 室内飼育が基本となる
- 庭で飼う予定の方は注意が必要
賃貸住宅の場合:
- ペット飼育可の賃貸契約書の提示が必要
- 大家さんや管理会社の承諾書があると有利
- 小型犬のみ可の物件では、中型犬以上の譲渡は難しい
集合住宅(マンション等)の場合:
- 管理規約でペット飼育が認められているか確認
- 騒音トラブルを避けるため、無駄吠えの少ない犬が推奨される
- エレベーターやエントランスでのルールも確認しておく
賃貸住宅でも、大家さんの承諾と適切な契約であれば、多くの団体で譲渡を受けられますよ。
家族構成と同意(一人暮らしは要注意)
家族全員の同意は、保護犬の条件の中でも特に重視されるポイントです。
その理由として、一人でも反対する家族がいると、後々トラブルの原因になるからです。
しかし、近年では以下の対策で譲渡を受けられるケースも増えています。
- 後見人を明確にする(両親、兄弟、友人など)
- 在宅勤務など、犬と過ごせる時間が長いことを証明
- ペットシッターや動物病院との連携体制を整える



これらの条件は厳しく見えますが、すべて保護犬の幸せを守るためだワン。次のセクションでは、なぜこのような条件が設けられているのか、その背景を詳しく見ていくワン。
保護犬の条件が厳しい3つの理由
「なぜここまで厳しい条件が必要なの?」と疑問に思う方も多いと思います。
ですが、実はこの厳しさには深い理由があるのです。
再び保護犬にさせないため
環境省のデータによると、保健所に収容される犬の約40%は、飼い主による飼育放棄が原因です。
「思ったより大きくなった」「鳴き声がうるさい」「思っていたのと違った」という理由で手放される犬が、今も後を絶ちません。
そして、保護団体のスタッフさんは、そうした犬たちの悲しい表情を何度も見てきました。
だからこそ、「今度こそ幸せになってほしい」という強い思いから、慎重な審査を行っているのです。
ちなみに、私が保護犬を迎えた際、団体の方がこう話してくれました。
「この子は常に不安な顔をしているので、次はこんな顔にはしたくないんです」。
その言葉を聞いて、私は厳しい条件の意味を理解しました。
過去のトラウマから守るため
保護犬の中には、虐待や育児放棄によって心に深い傷を負った子もいます。
特に、以下のような経験をした犬は、特定のものや動作に恐怖を感じることがあるのです。
- 大きな声や怒鳴り声
- 突然の動き(叩かれた経験から)
- 特定の性別(男性恐怖症など)
- 狭い場所(閉じ込められた経験から)
こうした犬には、理解と忍耐力のある飼い主が必要です。
「すぐに懐いてくれなくても諦めない」「時間をかけて信頼関係を築く」という覚悟があるか、面談で確認されますよ。
実際、私が迎えた保護犬は、最初の1ヶ月間、まったく吠えませんでした。
徐々に安心してくれたのか、2ヶ月くらいになってから、ようやく初めて「ワン」と鳴きましたね。
終生飼育を確実にするため
犬の寿命は小型犬で12~15年、中型犬で10~13年ほどです。
この長い期間、責任を持って飼い続けられるかどうかは、非常に重要な判断基準になります。
そこで、終生飼育を確実にするため、保護団体では以下の点を確認します。
- 経済的な余裕(医療費や老犬介護の費用)
- 時間的な余裕(毎日の散歩や世話)
- 住環境の安定性(転勤や引っ越しの予定)
- 家族のライフステージ(妊娠・出産・受験など)
特に医療費は、年間で約2~3万円程度が目安になり、病気になれば数十万円かかることもあります。
そのため、こうした現実を理解した上で、「それでも迎えたい」という覚悟があるか問われるのです。



条件の厳しさは、保護犬の命を守るための防波堤なんだワン。では、実際に各団体ではどのような違いがあるのか?次で比較していくワン。
団体別・保護犬の条件比較


保護犬を迎える方法は主に3つあり、それぞれ条件が異なっています。
そこで、自分に合った選択肢を見つけるために、各方法の特徴について比較してみますね。
以下、わかりやすく表形式でまとめました。
【基本条件・費用の比較】
| 比較項目 | 保健所・動物愛護センター | 民間保護団体 | 譲渡会(団体主催) |
|---|---|---|---|
| 条件の厳しさ | ★★☆☆☆(比較的緩やか) | ★★★★☆(厳しめ) | ★★★☆☆(団体による) |
| 譲渡費用 | 約3,000円 (畜犬登録料のみ) | 約2万円~6万円 (医療費込み) | 約2万円~6万円 (医療費込み) |
| 年齢制限 | 20歳以上60歳以下 | 18歳以上60歳未満 (団体により異なる) | 18歳以上60歳未満 (団体により異なる) |
| 収入条件 | 明確な基準なし | 年収200万円以上が目安 | 年収200万円以上が目安 |
| 一人暮らし | 要相談 | 後見人がいれば可能 | 後見人がいれば可能 |
【手続き・サポート体制の比較】
| 比較項目 | 保健所・動物愛護センター | 民間保護団体 | 譲渡会(団体主催) |
|---|---|---|---|
| 事前講習会 | ◎ 必須 (飼育方法など) | △ 団体による | △ 団体による |
| 家庭訪問 | △ 自治体による | ◎ 譲渡前後に実施 | ◎ 譲渡前後に実施 |
| トライアル期間 | △ 実施しない場合も | ◎ 1~2週間が一般的 | ◎ 1~2週間が一般的 |
| 定期報告 | × なし | ◎ 写真・動画で報告 | ◎ 写真・動画で報告 |
| アフターサポート | △ 限定的 | ◎ 手厚い (相談体制充実) | ◎ 手厚い (相談体制充実) |
| 譲渡までの期間 | 2~4週間 | 1~2ヶ月 | 1~2ヶ月 |
【メリット・デメリットの比較】
| 項目 | 保健所・動物愛護センター | 民間保護団体 | 譲渡会(団体主催) |
|---|---|---|---|
| メリット | ・費用が安い ・条件が比較的緩やか ・公的機関の安心感 ・講習で基礎知識を学べる | ・犬の性格を詳しく把握 ・トライアル期間あり ・譲渡後のサポート充実 ・相性重視のマッチング | ・実際に多くの犬と会える ・イベント感覚で参加可能 ・スタッフに直接相談できる ・その場で質問しやすい |
| デメリット | ・希望犬種が少ない ・アフターサポート限定的 ・トライアルなしの場合も ・健康状態が不明な場合も | ・条件が厳しい ・費用が高め ・定期報告の義務 ・審査に時間がかかる | ・当日は連れて帰れない ・人気犬は競争率高い ・開催頻度が限られる ・条件審査は後日 |
【こんな人におすすめ】
| 保健所・動物愛護センター | 民間保護団体 | 譲渡会 |
|---|---|---|
| ✓ 費用を抑えたい ✓ 公的機関の信頼性を重視 ✓ 犬種にこだわらない ✓ 基礎から学びたい初心者 | ✓ 手厚いサポートが欲しい ✓ じっくり相性を見極めたい ✓ トライアル期間が必須 ✓ 犬の性格を詳しく知りたい | ✓ まず実際に会ってみたい ✓ 複数の犬を比較したい ✓ イベントとして楽しみたい ✓ スタッフと直接話したい |
【注意点のまとめ】
| 共通の注意点 |
|---|
| • どの方法でも「終生飼養」「室内飼育」「避妊去勢手術」は必須条件 |
| • 賃貸住宅の場合は、どの団体でも契約書の提示が必要 |
| • 家族全員の同意は、すべての譲渡方法で確認される |
| • 先住犬がいる場合は、相性確認が重要 |
これらの表を参考に、ご自身の状況に最も合った方法を選んでください。
また、複数の方法を並行して進めることで、理想の保護犬と出会える確率が高まりますよ。



団体選びは、単に条件の厳しさだけでなく、サポート体制も重要だワン。では、条件をクリアするために何ができるのか、具体的な対策を見ていくワン。
条件をクリアできない時の5つの対処法【諦める前に】
「自分は条件に当てはまらないから無理だ」と諦めるのは、まだ早いですよ。
条件をクリアできない場合でも、工夫次第で保護犬を迎えられる可能性がありますから。
年齢制限に該当しない場合の対策
60歳以上の方:
- シニア犬(7歳以上)を希望する
- 後見人制度を活用する(子どもや親族に依頼)
- かかりつけ医の診断書を提出し、健康状態を証明する
- 飼育経験があることをアピールする
実際に、65歳の男性が「10歳の柴犬」を譲り受けたケースがありますので、諦めないで下さいね。
一人暮らし・賃貸住宅の場合の工夫
一人暮らしの対策:
- 緊急連絡先を複数用意する
- ペットシッターやペットホテルとの契約を検討する
- 在宅勤務やフレックス制度を活用していることを説明する
- 万が一の時の預け先を明確にする
ちなみに、私の友人(一人暮らし・在宅ワーカー)は、両親を後見人とし、近所のペットホテルと契約することで譲渡を受けられました。
このように、事前の準備をしっかりと行えば、譲渡が受けられる可能性が高まりますよ。
賃貸住宅の対策:
- ペット可物件への引っ越しを検討する
- 大家さんに直接交渉し、承諾書をもらう
- ペット飼育の追加契約を結ぶ
- 敷金を多めに預けることを提案してみる
賃貸物件の場合、契約書に「ペット可」の記載があっても、大型犬NGなど制限がある場合があります。
そのため、必ず事前に詳細を確認しましょう。
経済的余裕が不安な場合のプラン
犬を飼うには、年間で最低でも約10万円~30万円程度の費用がかかります。
ちなみに、その内訳は下記記事で詳しく解説しています。


経済的な準備のコツ:
- 犬専用の貯金口座を作り、毎月1万円ずつ積み立てる
- ペット保険への加入を検討する(月額2,000円~)
- 自治体の助成金制度をチェックする(避妊・去勢手術など)
そのため、経済的な余裕を示すことで、団体からの信頼を得やすくなりますよ。
それでも条件が厳しい場合の代替案
どうしても条件をクリアできない場合は、以下の方法で保護犬支援に関わることが出来ますよ。



保護犬の受け入れ条件は絶対ではなく、熱意と誠実さが伝われば道は開けるワン。
よくある質問(FAQ)
- 一人暮らしでも保護犬を迎えられますか?
-
団体によっては可能です。近年では、後見人や緊急連絡先を用意することで、一人暮らしでも譲渡を受けられるケースが増えています。在宅勤務や十分な収入があることを示すと良いです。また、「ペットホテルやシッターとの契約」や「近隣に頼れる家族がいる」など、サポート体制を整えておくことが重要です。面談時に、具体的なプランを説明できるよう準備しておきましょう。
- 60歳以上だと絶対に無理ですか?
-
いいえ、必ずしもそうではありません。健康状態や後見人の有無、飼育経験などを総合的に判断する団体もあります。特に「7歳以上のシニア犬」や「健康状態に配慮が必要な犬」は、落ち着いた環境を求めているため、シニア世代の飼い主との相性が良い場合があります。そのため、諦めずに複数の団体に相談してみましょう。
- 賃貸マンションでも保護犬を飼えますか?
-
ペット飼育可の物件であれば可能です。ただし、賃貸契約書の提示を求められるのが一般的ですね。大家さんや管理会社の承諾書があるとさらに安心と言えます。また、マンションの管理規約で「小型犬のみ可」など制限がある場合もあります。中型犬や大型犬を希望する場合は、事前に確認が必要です。
- 保護犬の譲渡にかかる費用はいくらですか?
-
一般的に2万円~6万円程度です。これには避妊・去勢手術、ワクチン接種、マイクロチップなどの医療費が含まれます。また、団体によって内訳が異なるため、事前に確認しましょう。ちなみに、「なぜ無料じゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、この費用は保護活動の継続や、残された他の保護犬たちのために使われるのです。
- ポメラニアンのような小型犬の保護犬はいますか?
-
います。ただし、保護犬は雑種や中型犬が多く、純血種の小型犬は競争率が高いのが現実です。そのため、複数の団体や譲渡サイトを定期的にチェックすることをおすすめします。また、ポメラニアンやチワワ、トイプードルなどの人気犬種は、保護されるとすぐに譲渡希望者が殺到します。根気よく探し続けることが必要です。保護犬との出会いは「運命」だと、多くの里親さんが口を揃えまていますよ。
まとめ
保護犬の条件は、確かに厳しく感じられるかもしれません。
しかしそれは、二度と悲しい思いをさせないという、保護団体の強い想いの表れなんです。
そして、保護犬を迎えることは、一つの命を救う尊い行為です。
それと同時に、10年以上続く大きな責任も発生することになります。
そのため、この記事を読んで「それでも迎えたい」と思えたなら、ぜひ一歩を踏み出してみてください。
まずは、近くの譲渡会に足を運び、実際に保護犬たちと触れ合ってみましょう。
きっと、あなたを待っている運命の子がいるはずですよ。



保護犬を迎えるという事は、それ相応の条件と責任があるワン。そのため、迎える前には終生飼育の覚悟を持っていく必要があるワン。

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