
この記事では、保護犬ポメラニアンのトイレトレーニングについての実践記録を公開するワン!
保護犬にとって、トイレはとても重要になります。
というのも、家の中の色々な場所でトイレをされてしまうと、家の中が臭くなると共に、トイレの後片付けに追われてしまい疲れちゃうからです。
特に、カーペットや座布団、布団の上で尿をされて日にはもう大変。
カーペットは外に出して丸洗い、座布団は風呂場で丸洗い、布団はコインランドリーで丸洗いとなります。
このように、かなりの手間とお金が掛かると共に、自分への精神的な負担が増してしまう結果となってしまうのです。
そのため、保護犬を迎い入れたらサークルはもちろんの事、トイレトレーニングもしっかりと行いましょう。
家の中のトイレはこの場所!という事を保護犬に認識させる必要があります。
そして、このトイレを認識させる事が出来るようになったら、自分への精神的な負担も軽減されますよ。


- 平成2年4月より保護犬と生活
- 先代犬はペットショップで購入のポメラニアン
- ミックさんはかなりのビビり
- 歯石取り、去勢、避妊、膝蓋骨脱臼、股関節脱臼などを経験


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保護犬のトイレトレーニングの実践


ここからは、私が実際に行った、保護犬ポメラニアンのトイレトレーニングの方法について、実際の画像を交えながら解説していきますね。
まずは、先日の記事にもありましたが、サークル内に出来る限りのトイレシートを敷き詰めました。
つまり、サークル内であればどこでも排泄しても良い状況を作ったのです。


というのも、今までトイレシートを認識していた保護犬であっても、場所が変わればトイレシートを認識できないことがありますよね?
そして、トイレシート1枚や2枚だと排泄を失敗(トイレシートからはみ出してしまう)する可能性があります。
そのため、まずはサークル内にトイレシートを敷き詰めて、保護犬に「この中ではどこで排泄をしても大丈夫」だということを教える必要があるのです。
また、サークル内にトイレシートが敷き詰めると、保護犬がどこで排泄してもトイレシートの上になります。
その結果、サークル内であれば排泄を失敗する事がありません。
さらに、トイレシートの上で排泄させることで、保護犬に「このシートの上での排泄はOK」と認識させることが出来ます。
慣れてきたらトイレシートの枚数を減らす
保護犬が、サークル内のトイレシートの上で排泄する事に慣れてきたら、徐々にシートの枚数を減らしていきましょう。
というのも、いつまで経ってもサークル内にトイレシートが敷き詰められていたら、保護犬がシートを認識しているのか?分からないですよね?
つまり、このままだとトイレトレーニングにはならないのです。
トイレトレーニングとは、保護犬が正しくシートを認識して、常にその場所で排泄させることが目的になります。
そのため、まずはトイレシートを認識させる必要があるのです。
そこで、トイレトレーニングでは、少しずつシートを減らしていき様子を見ていきましょう。
ちなみに、我が家では下記画像のように、クッションの位置をサークル出入り口の方に移動し、大きめのトイレシートをサークル入り口の奥に2枚敷きました。


先ほどの記事のサークル内にトイレシートが占める割合で比較すると分かりますが、このトイレシート1枚分少なくなっています。
ちなみに、お腹を出して寝ているのはご愛嬌ということでお願いします。
最終的にはトイレシート1枚で出来るように
トイレシート2枚でも、シートの上で排泄してくれれば問題ありません。
ただ、保護犬にトイレシートの境目で排泄されてしまうと、一度にトイレシートを2枚交換する事になるため、あまり経済的とは言えませんよね?
そのため、保護犬のトイレトレーニングでは、最終的にトイレシート1枚の上で排泄出来るようになるまで行って下さい。
ちなみに、下記の画像は我が家で保護犬ポメラニアンのトイレトレーニングの結果です。
トイレシート1枚に上にきちんと排泄することが出来ています。
これは、トイレトレーニングを始めてから約10日くらいでした。


我が家の保護犬ポメラニアンは、トイレシートの上でくるくると高速回転する癖があります。
そのため、トイレシートの向きが斜めですが、2ヶ所に排泄をしていることからトイレシートの認識出来ています。
きちんと排泄出来たら褒める
これは結構重要なことですが、保護犬がきちんとトイレシートの上で排泄が出来るようになったらきちんと褒めるとともに、頭をなでてあげて下さい。
これは、保護犬はもちろん全ての犬に共通していることですが、犬は褒めてあげると「これはやっても良いこと」と認識します。
そして、トイレシートでの排泄後に褒めたり頭をなでてあげると「ここで排泄することは大丈夫」と覚えてくれるのです。
そのため、トイレシートの上できちんと排泄することが出来たら褒める、なでるを徹底して行って下さい。
逆に、うまくトイレシートの上で排泄できなかった場合には、「怒らないで無言のままシートを片付ける」ようにしましょう。
ここで怒ってしまうと、犬は恐怖心からトイレシートで排泄しなくなってしまう可能性があるため、決して怒ってはいけないのです。



怒られると恐怖心が出てくるので、失敗しても怒らないでくれワン。
まとめ
保護犬ポメラニアンと暮らすためには、毎日の食事はもちろんきちんと決まった場所で排泄させる必要があり、そのためにはこのトイレトレーニングは欠かせません。
そして、家に来たばかりの頃には、トイレシートの上で排泄する事が出来たり出来なかったりする可能性があります。
ただ、その場合には、「うまく排泄出来たら褒める・なでる」「うまく排泄できなかったら無言でシートを片付ける」を徹底しましょう。
これによって、段々と失敗すること無くトイレシートの上で排泄が出来るようになってきます。
しかし、その程度の期間でうまく排泄することが出来るようになるのか?については保護犬によって異なります。
そのため、焦らず長い目でトイレトレーニングを行うということを心掛けましょう。
保護犬ポメラニアンにも飼い主の愛情が必ず伝わりますので、決して諦めずに行って下さいね。



トイレが出来るようになるまでの期間には個体差があるので、焦らず行うんだワン!
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